おもちゃの中から見つかるかも!難読漢字「家鴨」はなんて読む?

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「家」と「鴨」で「家鴨」。なんとなくわかるようでわからない、不思議な組み合わせの言葉ですね。

「家」は単体で読むと「いえ」ですね。「鴨」はどうでしょうか?読める人と読めない人、わかれそうなところだと思います。

この「鴨」が最大のヒントなので、読めたらしめたもの。読めなかった人は右側の「鳥」の部分から考えてみましょう。

なんとなく家にいそうな鳥をあれこれ思い浮かべてみると答えが出るかもしれませんね。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。














正解は……

正解は「あひる」でした!

「鴨」は「かも」と読むので、「家鴨」は「いえのかも」という意味になります。マガモを飼いならしてつくられたのがあひるなのですよね。

日本では、家で飼うとしたらニワトリのイメージが強いでしょうか。でも海外ではあひるが飼われていることも多く、童話にもたまに登場します。

肉や卵は食用に、羽毛は布団やダウンコートなどに使います。中華料理で出てくるピータンは、あひるの卵からつくられていますよ。

あひるの肉というのはあまり聞きませんが、合鴨(あいがも)の料理ならわりと知られていますね。この「あいがも」は野生のマガモとあひるをかけあわせたもの。農薬を使わずに米を育てる合鴨農法でもおなじみですね。

真っ白でかわいらしい見た目のあひる、実物を日本で間近に見ることは少ないでしょう。そのかわり、子ども向けのおもちゃにはあひるの形をしたものをよく見かけます。あなたの家でも、探してみたら見つかるかもしれませんね。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

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