2024年版「アジアのベストレストラン50」にマカオからウィンパレスの「譚卉」が唯一ランクイン

韓国・ソウルで開催された授賞式に出席したウィンパレス「譚卉」エグゼクティブシェフの譚國鋒氏=2024年3月26日(写真:Wynn Macau Limited)

 2024年度の「アジアのベストレストラン50(Asia’s 50 Best Restaurants)」の授賞式が3月26日に韓国・ソウルで開催され、アジアで最も影響力を持つレストラン50軒のランキングが発表された。

 マカオからはコタイ地区の統合型リゾート(IR)「ウィンパレス」内にある中国料理レストラン「譚卉(Chef Tam’s Seasons)」が唯一トップ50入りし(49位)、「マカオのベストレストラン」にも選出された。

 譚卉は広東料理のマスターシェフ、譚國鋒(タン・コクフォン)氏がエグゼクティブシェフとして率い、中華伝統文化の二十四節気と広東料理の融合をコンセプトとするユニークなメニューが特徴。

「マカオのベストレストラン」に選出された「譚卉」の外観イメージ(写真:Wynn Macau Limited)

 同店は昨年(2023年)8月にオープンしたばかり。3月中旬には「ミシュランガイド香港マカオ2024」で1つ星評価も獲得している。

 「アジアのベストレストラン50」は今年で12回目の開催。影響力のあるフードライターや評論家、シェフ、レストラン経営者、地域の料理の専門家など合計318人で構成され、ジェンダーバランスの取れた「アジアのベストレストラン50アカデミー」メンバーの投票によって順位の決定が行われたとのこと。

© 大航海時代新聞出版社有限公司