ぺこぱ・松陰寺、 シュウペイの地元・横浜で初めて経験した甘~い思い出 ジョイナス1日館長就任

横浜市に本社を構える、相鉄グループが運営するショッピングセンター「ジョイナス」が、2024年に開業50周年を迎えた。これを記念して、横浜市にゆかりのある人気お笑いコンビ・ぺこぱが1日館長を務めた。館内を巡回し終えたぺこぱに、インタビューを行った。

―シュウペイさんは、子どものころから慣れ親しんだ「ジョイナス」の館長になっての凱旋となりましたね

シュウペイ「そうなんですよ!こういう機会はなかなかないので、すごくうれしいです」

松陰寺太勇(以下、松陰寺)「僕は逆にとても新鮮な気持ちです。『ジョイナス』を、もっとじっくりまわりたいですね」

―1日館長就任のイベント後、ジョイナスの館内を巡回されたそうですね。雰囲気はいかがでしたか?

松陰寺「お客さんがたくさんいらして、すごく活気がありました。レストランではお昼からビールを飲んでいる方がいて、うらやましかったです(笑)」

シュウペイ「久々にジョイナス館内を歩いたんですけど、やっぱり懐かしいですし『横浜に帰って来たな』という実感がわきました」

―横浜の街並みは、シュウペイさんの幼少期から相当変化していますね

シュウペイ「たしかに街は変わりましたけど、ちゃんと面影も残ってるんですよね。おしゃれなイメージはずっと変わらないですし。(松陰寺に)横浜って聞くと、おしゃれって感じがしない?」

松陰寺「僕は横浜と言えば、やっぱり大魔神の佐々木主浩(ささき・かずひろ:横浜ベイスターズで抑え投手として活躍し〝ハマの大魔神〟と呼ばれた)だと思うよ」

シュウペイ「古い! 古すぎる(笑)」

―松陰寺さんも横浜に住んだ経験があると伺いました

松陰寺「短い期間でしたけど、思い出深いですね。一時期でも住民票が〝横浜市〟になったのは、おしゃれだったなと思います(笑)」

―横浜スカーフ特別大使、港北区防災大使、山口ふるさと大使、そしてジョイナス1日館長にまで就任されました。今後はどんな大使や〇〇長を目指したいですか?

シュウペイ「僕は横浜市の観光大使をぜひやりたいです! 本当に横浜が大好きで、誇りに思ってるんで!」

松陰寺「僕はまず地元の山口市町村を制覇して、次に千葉県に進出、その後に横浜を狙いたいです。こうなったら、全国の市町村大使になるという野望はどうですかね?制約がなければぜひ挑戦してみたい(笑)」

―1日お休みができたら、横浜のどこに行きたいですか?

シュウペイ「観光地全てを巡りたいですね~。いろいろ思い出しちゃいますよ。大さん橋にも行ってないな~」

松陰寺「あ、大さん橋と言えば、僕は大さん橋で初めてマカロンを食べました(笑)。当時付き合っていた彼女が、デートの時にマカロンを持ってきたんですよ。僕はマカロンを知らなかったので『なんだこのカラフルで小さいハンバーガーは!?』って思って。口に入れたら甘くて甘くて、びっくりしたのを突然思い出しました」

シュウペイ「忘れられないくらい、強烈だったんだね(笑)」

―間もなく4月になります。新生活を始める方たちに、アドバイスをぜひお願いします

松陰寺「戸惑いや不安があると思いますが、それは楽しさの裏返しなので、迷っている自分を楽しんでほしいです」

シュウペイ「僕はやっぱり横浜に来て、たくさんのことを吸収してハマッ子になってほしいです」

松陰寺「襟足を金髪にしてみるのもオススメだぜ」

シュウペイ「それはあれでしょ、イケイケの時の松陰寺さんでしょ(笑)」

松陰寺「襟足を金髪にして、ちゃんと怖い人に絡まれて、叩きのめされました(笑)」

―では逆に、ぺこぱのお2人がまだ誰にも言っていない「新たに始めてみようと思っていること」を教えくれませんか?

松陰寺「そうですね…子どもをスイミングスクールに通わせようかなと思ってます(笑)。娘と一緒に楽しみたいですね」

シュウペイ「実は僕、今ものすごくダイエットしてるんですけど、周囲の人たちにあまり気付いてもらえなくて…絶賛〝ガリガリ〟計画中です! 36歳になって、急にモテたくなりました(笑)。だから皆さん、今後のシュウペイから目が離せないですよ」

◆ぺこぱ
山口県出身の松陰寺太勇(しょういんじ・たいゆう)と、神奈川県横浜市出身のシュウペイによるお笑いコンビ。2008年コンビ結成。2019年元日の「ぐるナイ おもしろ荘」(日本テレビ系)で優勝。同年の「M-1 グランプリ 2019」では、初の決勝進出を果たし3位に。〝ノリツッコまない〟とも呼ばれるボケや「時を戻そう」という印象的なフレーズが大きな話題を呼び、人気芸人の仲間入りを果たした。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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