1日51杯限定!スープのために名水を自ら汲みに行くこだわりのラーメン店が香芝市にオープン!「麺の道 あをによし」

1日51杯限定!スープのために自ら名水を汲みに行く香芝市のラーメン店。「麺の道 あをによし」

<麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ><奈良ラーメン新時代>vol.43

ラーメン店のオープンラッシュが続く奈良県で、また新たに期待の注目店が誕生しました。

4年に1度、うるう年の2024年2月29日に香芝市に開店した【麺の道 あをによし】。

ラーメン店での修業や屋台経験を経て、今回念願のオープンを迎えられた同店のご主人は、なんと28歳!

前職は林業をされていたという、異色の経歴の持ち主です。

長年自分のラーメンで勝負したいと夢見て、地元である香芝市でお店をオープン。

“こだわり過ぎて1日51杯しか作れないラーメン屋”

一つ一つの工程にしっかり時間をかけて提供するために導き出した最大提供杯数が、全メニュー合わせて「51杯」だったそう。

今回は、そんな期待感の高まるラーメン店のメニューを、2種類ご紹介します!

おすすめ麺①

特撰鶏醤油らーめん

関西の製麺所の麺を数種類取り寄せて試作してたどり着いた、『ツルミ製麺所』から取り寄せる細麺。

短めで女性でもすすりやすい、シコッとした麺を使用。

“ラーメンはまず水から”

清湯とも白湯とも言い難い半濁りのスープは、尖りのない舌触り。

スープは、御所で育った倭鴨や九州から取り寄せる親鶏など、素材を合わせて高火力で一気に炊き上げます。

ベースとなる水には、奈良県の名水百選を自ら汲みに行くというこだわりぶり。

無添加・無化調でこだわり、醤油は奈良市の『醤油蔵 井上本店』の無添加濃口醤油を2種類をブレンド。

鴨の味わいと醤油のコクが見事にマッチした、香りや味わい深さが見事なスープ。

特選トッピングを選ぶと、綺麗なピンク色に仕上げたレアの肩ロースのチャーシューが4枚とトロトロの黄身の半熟玉子がトッピングされます。

おすすめ麺②

魚介つけ麺

グツグツと煮え立つ石鍋で提供されるつけ汁は、ラーメンとは対照的に醤油のコクと甘辛さが際立つパワフルな白湯スープ。

鶏や鴨出汁に煮干しと鰹、サバなどを合わせた濃い味わいのスープは、一口目からインパクトのある分かりやすい味を目指したのだそう。

ラーメンの細麺に対して、こちらのつけ麺は中太麺を使用。

弾力に富んだしなやかな麺は、冷水で〆られることでモチモチとした歯ごたえに。

つけ汁がよく絡みます。

〆には白米をダイブ!

極力奈良の食材を使う事にこだわっており、お米は田植えから手伝い、ネギは農家さんの畑へ直接出かけて収穫するという。

仲間、家族との関わりを大切にしており、お店のロゴも友人にデザインを作ってもらったそう。

「これから妥協せずに家族や仲間、自分に恥じない誇れるお店にしていきたい」と、店主さんが力強く語ってくれました。

1日51杯しか味わえないハードルの高さも含めて、これから大注目のラーメン店が誕生しました!

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