福島県の西郷村などで、大量の土砂が運び込まれていた問題を受け、県は26日、西郷村と矢祭町を盛り土の規制区域に指定し、県庁に対策本部を設置しました。
大規模な盛り土をめぐっては、これまでに西郷村と矢祭町で5か所確認されていて、いずれも関東圏から運び込まれたということです。
これを受け、県は26日、西郷村と矢祭町の全域を盛土規制法に基づく規制区域に指定するとともに、県庁に対策本部を設置しました。規制区域では、市街地や集落の区域で、500平方メートルを超える盛り土を行う場合などは許可が必要となり、違反した場合には改善命令が可能になります。
県は、中核市を除く54市町村でも、9月末までに規制区域を指定する方針です。