趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』（NHK総合／毎週月曜〜土曜8時ほか）の最終週「世紀のうた 心のうた」（第124回）が27日に放送され、スズ子（趣里）が歌手引退報告会見に出席。芸能誌記者・鮫島（みのすけ）が意外な行動に出ると、ネット上では「最大級のデレ」「いいやつぶるの反則（笑）」といった声が集まった。
スズ子の歌手引退報告会見の当日。会見場には多くの記者が集まっていた。その中には、これまでスズ子たちのゴシップ記事をたくさん出してきた雑誌「真相婦人」の記者・鮫島の姿もある。スズ子は意を決して歌手引退についての思いを話し始める。
他の記者が挙手をして質問しようとする中、鮫島は歌手としてのスズ子の人気が落ちてきたことや水城アユミ（吉柳咲良）の台頭などを大声で指摘。これにスズ子は、アユミの実力を認めながら、引退の理由について“自分が理想とするパフォーマンスができなくなった”と改めて打ち明ける。
その後、鮫島は再び口を開くと、今ではヒット曲に恵まれていない羽鳥（草なぎ剛）が簡単にスズ子の引退を認めると思えないと指摘。これにスズ子は「先生は…これからも素晴らしい曲を作られていく方です」と称賛し、歌手としての自分を作ってくれた恩人であると感謝する。
真剣な表情で言葉を紡ぐスズ子に対して、鮫島は「なるほどね。よぉく分かりました」と言うと「でもなんか…寂しくなるなぁ」とポツリ。そして「最後に、一曲聞かせてほしいな…」と笑顔でリクエスト。これにスズ子が「そらあきまへん！ ワテ、1曲では止まらへんようになってしまいますわ！」と応じ記者たちの笑いを誘って会見はお開きとなった。
記者たちがスズ子に労いの拍手を送る中、鮫島が脱帽して拍手を贈る姿が映し出されると、ネット上には「最後の最後に最大級のデレを見せた」「ファンを匂わせていいやつぶるの反則（笑）」などのコメントや「鮫島、結局めっちゃ好きじゃん！」「好きな子に意地悪せずにはおれない小学生男子か！笑」といったツッコミも寄せられていた。
