irienchy、新生活への不安をありのままに歌った“新種の桜ソング”「春は嫌いだ」配信リリース

2020年1月に元MOSHIMOのベース、宮原颯とドラムの本多響平が新たに結成した4人組バンド、irienchyが、新生活への不安をありのままに歌った“新種の桜ソング”「春は嫌いだ」を3月27日(水)に配信リリース。

結成4年目を迎えライヴ・シーンではちょっとした旋風を巻き起こしているといってもよいくらいの充実した活動で注目度も急上昇のirienchy。本作は春や桜で想起される旅立ちへの期待や感傷とは対極に、実は多くの人が感じているであろう変化することへの不安、安定した日常をリセットしなければいけない面倒くささ、それに伴う犠牲や喪失感をありのまま歌いきった“新種の桜ソング”。一貫して心のいらだちを象徴するような歌に追い風を吹かせるギターのカッティング、鼓動のように激しく脈打つドラム、乱れる想いを受け止めるかのように呼応しドライブするベース、心の奥底の哀しみをときおり知らせるピアノなど、計算されたバンド・サウンドを背景にこのユニークな“新種の桜ソング”を、ときに大切な風景を思い出すように、ときに“これじゃだめだ”と小さく叫ぶように歌いかける宮原のヴォーカルが希望と絶望を行き来する春の微妙な心情を巧みに表現し、リスナーをゆさぶります。

また、3月26日からスタートした全国ツアー〈1st full album MISFIT リリースツアー~入江ん家からあなたんちー~〉にてライヴ初披露されるであろう「春は嫌いだ」は、2023年12月にリリースされた1stアルバム『MISFIT』のリード曲「最強のぼっち」に続き、多くのリスナーにとっての“私のうた”になることでしょう。ミュージック・ビデオは4月上旬公開予定。宮原の同郷であり、福岡出身の気鋭の映画監督、橘潤樹がメンバーとの密なコミュニケーションを経て撮影したのことです。

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