韓国主将ソン・フンミン、アジアカップで“衝突”したイ・ガンインは「可愛い末っ子」「たくさん助けたい」

写真:イ・ガンイン(左)とソン・フンミンに“わだかまり”はなし? ©Getty Images

韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム/イングランド)が、代表チームの同僚であるMFイ・ガンイン(PSG/フランス)について言及した。

今年1月12日から2月10日にかけて開催されたAFCアジアカップ カタール 2023にて、韓国代表は準決勝に進出したものの、ヨルダン代表に0-2で敗れた。16大会ぶりのアジア制覇が潰えた韓国代表だったが、ヨルダン代表戦の前日にはソン・フンミンとイ・ガンインが衝突していたことがのちに発覚。食事中に卓球をして騒いだイ・ガンインら若手選手を注意したソン・フンミンが、揉み合いの末に指を脱臼していたことで、イ・ガンインは韓国国内から大きな批判を受けていた。

現地時間3月26日に行われたFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選でタイ代表とのアウェイ戦に臨んだ韓国代表は、終始相手を圧倒して3-0と快勝。チームの2点目となったソン・フンミンのゴールをアシストしたのはイ・ガンインだった。韓国紙『朝鮮日報』は、試合後のソン・フンミンのインタビュー内容を紹介。韓国代表のキャプテンは、数カ月前に衝突したイ・ガンインについて次のように語った。

「久しぶりにガンインを抱きしめたよ。彼は可愛い末っ子のような魅力があるし、その魅力をずっと保ってほしい。彼のそばにいて、たくさん助けてあげたいんだ」

ハグをした際、「(イ・ガンインが)重かった」と笑顔で語ったソン・フンミン。後輩によって負傷させられる形となった指にはまだテーピングが巻かれているものの、イ・ガンインとのわだかまりは払拭できた模様だ。

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