小林製薬「紅麹」巡る問題 菓子店が6種類の商品を念のため自主回収「使っている原料は問題のある型番とは違う」と連絡

安曇野市に本店がある「お茶元胡蝶庵」

小林製薬の「紅麹」をめぐる問題で、長野県安曇野市に本店のある菓子店が新たに一部商品を自主回収すると発表しました。県内では4社目となります。

新たに自主回収を発表したのは、安曇野市に本店がある「お茶元胡蝶庵」です。

対象は、2月15日から販売していた「とろける桜生大福」、「平クッキー桜」、「クッキー100g」、「桜カステラ」、「桜まんじゅう」、「桜ダコワーズ」の6種類の商品です。

小林製薬の「紅麹」を着色に使っていました。

運営会社によりますと、25日、小林製薬から「使っている原料は問題のある型番とは違う」と連絡がありましたが、念のため自主回収を進めるということです。

小林製薬の紅麹原料が入ったサプリメントは、摂取した人から腎疾患などの症状が相次いで報告され、2人の死亡も確認されています。

小林製薬の紅麹を使った商品の自主回収が相次いでいて、県内では諏訪市や茅野市の味噌メーカー、伊那市の酒造会社に続きこれが4社目となります。

いずれも健康被害の報告はないということです。

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