生物多様性を軸にトークセッション 群馬県庁でソウワ社長ら

トークセッションに臨む渡辺社長(左から2人目)ら

 電気工事業のソウワ・ディライト(群馬県前橋市小屋原町、渡辺辰吾社長)は26日、生態系や生物多様性を軸とした新しいデザインを考えるトークセッションを県庁で開いた。「『イチ企業』『イチ森』の時代 企業が森をつくる意味」をテーマに企業の在り方を捉え直した。

 渡辺社長のほか、早稲田大文学学術院のドミニク・チェン教授、微生物多様性を高めた都市づくりなどに取り組む「BIOTA」(東京都)の伊藤光平社長がパネリストになり、キュレーターの板橋令子さんが進行役を務めた。

 渡辺社長は自社が取り組んでいる地域コミュニティーづくりなどを紹介。「今後は税収が上がる企業ではなく、地域が元気になる企業が求められる」などと語った。

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