【ディーン・フジオカさん&やす子さんインタビュー】楽しそうに仕事をする姿が、初心に帰り、背中を押してくれる

DEAN FUJIOKA & Yasuko

ディーン・フジオカ&やす子

「映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル」にゲスト声優として参加したディーン・フジオカさん、やす子さんにインタビュー。この日、初顔合わせだった二人の息はすでにばっちり。

――今回ゲスト声優として参加した感想は?

やす子(以下や) 世界のトーマスの日本版に使ってもらえるなんて、売れたな~と思いました! 先にディーンさん演じるウィフの声が入ったものを聞いて、こんなに上手なんだ!と何度も見て勉強しました。声だけで感情を表すのってすごく難しかったです。今日実際にお会いして、懐の深さを感じました。こんなに優しい方だとは思いませんでした!

ディーン(以下デ) 今までどんな印象だったんですか(笑)。僕はトーマスの名に恥じぬよう、心を込めてやらせていただきました。やす子さんが演じたダーシーの声を聞いて、選ばれるべくして選ばれた人だと思いました。ここから「はい~」が「ダーシー!」になるのが楽しみです(笑)。

や 今年はダーシーの「ダーシー!」という語尾で流行語を狙います(笑)。

――昨年絵柄がリニューアルしてよりポップになりました。

デ 僕が子どもの頃と比べてニュールックのトーマスは、よりユーザーフレンドリーになって間口が広がっていると思います。

や 確かに、こんなにポップになっているんだとびっくりしました!

――今作は、大人目線で見ても、仕事に取り組む意義を考えさせられる深い内容でした!

や 楽しそうに仕事をしているダーシーを演じて、芸人の仕事を選んだのは自分だと初心に帰ることができました。ぜひお子さんと一緒に見る大人の方にも楽しんでほしいダーシー!

デ やりたい仕事をやっていても、仕事の全てがそうではないこともありますよね。そんなとき、説教くさくなく背中を押してくれる、大人が見ても感じるものがあると思います。

――仕事をする上で、ご自身の役割をどう捉えていますか?

や 腕はまだまだ未熟ですが、現場では明るく、あとは「はい~」をしっかり言うことです! 言い忘れてカンペで出されることもあるので、そこは頑張っていきたいです、はい~!

デ 自分はストーリーテラーだと思っています。感動を生み出し、それを届けることが自分の社会における役割だと思い、俳優や音楽など、いろいろな活動を行っています。

【Check】

映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル

4月19日(金)から全国公開

(C) 2024 Gullane(Thomas)Limited.

トーマスの秘密基地・ルックアウトマウンテンで、貨車が消えたり、トンネルから声が聞こえたりする不思議な事件が発生。謎を解くため、トーマスと仲間たちが冒険を繰り広げる。

【PROFILE】

ディーン・フジオカさん/1980年、福島県生まれ。2004年に香港でモデル活動をスタート。2005年俳優デビュー。2011年に日本での活動も開始。アジアで広く活躍中

やす子さん/1998年、山口県出身。2019年、ピン芸人としてデビュー。元自衛官であることを生かしたネタと、「はい~」というフレーズで人気

取材・文/高木明日美(シティリビング編集部)、撮影/渡邉真一 、ヘアメイク/礒野亜加梨(ディーンさん)、タカダヒカル(PARADE)(やす子さん)、スタイリング/渡辺慎也(Koa Hole inc.)(ディーンさん)、飯嶋久美子(POTESALA)(やす子さん)

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