「美食の船」が横浜出港 にっぽん丸で春の小笠原クルーズ 豪華な料理や芸術ショー

出港前に乗船の手続きをする参加者

 世界自然遺産の小笠原諸島を大型客船「にっぽん丸」で巡る「春の小笠原クルーズ」(日立ポートサービス、上毛新聞社主催)の一行が26日夕方、横浜市の横浜港を出発した。本県からの62人を含む約350人が参加し、5泊6日の船旅を満喫する。

 強風の影響で出発地は予定していた茨城・大洗港から横浜港に変更となった。一行は、1日半かけて本土から南へ約千キロ離れた小笠原諸島の父島を目指す。「美食の船」と呼ばれる同客船の豪華な料理や芸術ショーを楽しみ、28日朝に現地に到着する予定。

 父島では自然豊かな島の絶景や回遊するクジラやイルカを見て楽しむ。母親ら家族2人と参加した持丸めぐみさん(67)=水戸市=は「クジラを間近で見るのが楽しみ。家族とのんびりと旅を満喫したい」と声を弾ませた。

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