河合優実主演『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』NHK総合で放送へ

2023年にNHK BSで放送された『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が、NHKドラマ10枠で7月9日より放送されることが決定した。

ベンチャー企業家だった父が急逝、母は突然車いすユーザーに、弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が……。原作は、家族をめぐる、「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない情報過多な日々の出来事を、作家・岸田奈美が綴った自伝的エッセー。ドラマでは、岸田が紡いだ笑えて泣けるエッセーに、家族や関係者への取材によるエピソード、独自の視点での脚色が加えられている。『勝手にふるえてろ』『ウェディング・ハイ』などの大九明子が演出を務めた。

河合優実が主人公・岸本七実を演じるほか、坂井真紀、吉田葵、錦戸亮、美保純、福地桃子、奥野瑛太、林遣都、古舘寛治、山田真歩がキャストに名を連ねている。

今回の放送は、BSで放送されたバージョンを演出の大九が再編集した短縮版となる。

●河合優実(岸本七実役)コメント
岸本七実を演じました、河合優実です!
自分にとって、本当に大切な作品です。このかけがえのない、宝物のようなドラマを、よりたくさんの方にご覧いただけることが大変嬉しく、この機会に心から感謝しています。
家族の世界を一緒に作ったキャストのみなさんと、スタッフのみなさん、大九明子監督、そして家族の物語を我々に貸してくださった岸田奈美さん一家、みんなのエネルギーがあの時ひとところに集まり、他に類を見ないあたたかな奇跡をまとったドラマができあがりました。どうか画面の向こうのみなさんに届きますように。是非ご覧ください。

(文=リアルサウンド編集部)

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