後半ATに劇的同点弾!ベリンガムがベルギー戦を振り返る「EUROに向けてチームをいい方向へ導く」

写真:イングランド代表は95分のベリンガムが決めた劇的同点弾で引き分けた ©Getty Images

レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、ベルギー代表との国際親善試合を振り返った。イングランド代表公式サイトが伝えている。

現地時間3月26日、イングランド代表とベルギー代表の国際親善試合が行われた。10分にジョン・ストーンズが負傷交代するというアクシデントが発生。直後の11分にはGKのジョーダン・ピックフォードのミスで先制を許すなど、難しい試合展開だった。しかし、95分にベリンガムが同点ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込んだ。

ベリンガムは、ブラジル代表とベルギー代表との2試合がUEFA EURO 2024へ向けてイングランド代表をいい方向へ導くと語った。

「同点ゴールを決められたのは良かったよ。もし、ウェンブリー・スタジアムで2連敗していたらと思うと…。こういう試合では、視野を広く持たなければならない。代表デビューの選手も多いし、普段ともにプレーしたことがない選手も多い」

「多くのチャンスがあった。僕が得点すべき場面もあったし、他にも何度かチャンスがあったことを考えれば、勝つべき試合だった。僕、フィル・フォーデンにコビー・メイヌー。みんな得点のチャンスがあった」

「でも、この2試合が僕たちをEUROに向けていい方向に導くだろう。サポーターが結果に対して否定的な意見を持つのはわかる。でも、ポジティブな要素を生かし、ネガティブな要素から学ばなければならない」

また、イングランド代表は多くの主力選手を欠いた状態でブラジル代表とベルギー代表との試合を戦った。このことについて、ベリンガムはこう語った。

「みんなはガレス・サウスゲート監督にとってこの2試合がいかに大変な試合だったか理解してほしい。ハリー・ケインが負傷して、ブカヨ・サカ、ジョーダン・ヘンダーソン、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズも負傷した。僕たちにとっても本当に難しい2試合だった」

「2試合を通してチームメイトには満足している。もちろん、この結果に満足することはないけど、自分たちのパフォーマンスには満足すべきだ」

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