犯罪被害防止に 広報啓発活動 「地域全体で子どもたちを見守るように」/岡山・津山市

岡山県の「青少年健全育成強調月間」に合わせて津山署などは26日、川崎のイオンモール津山で、青少年の非行や犯罪被害防止に対する市民らの意識高揚を図り、広報啓発を行った。

同署員をはじめ、県警から委嘱を受けた少年警察協助員ら計13人が参加。SNSを悪用した犯罪への注意喚起と防犯を呼びかけるチラシが入った啓発用グッズ計200セットを買い物客たちに手渡しながら、「子どもたちが犯罪に巻き込まれないよう、犯さないように安全なまちをつくっていこう」と声をかけていった。

同署の生活安全課によると、昨年管内における20歳未満の検挙人数は39人(前年比10人減)で、内訳は窃盗や暴行などの刑法犯が33人(同増減なし)、大麻取締法違反といった特別法犯が6人(同10人減)。同課は「あいさつなどできることから取り組み、地域全体で子どもたちを見守っていってほしい」としている。

少年警察協助員の呼びかけに耳を傾ける買い物客

© 津山朝日新聞社