iBasso、第6世代Nutube真空管をデュアル搭載したバランス接続対応ポタアン「PB5 OSPREY」。約24.8万円

MUSINは、同社取り扱いブランドiBasso AudioよりNutube真空管を搭載したポータブルアンプ「PB5 OSPREY」の予約を3月27日から開始し、3月29日に発売する。価格は247,500円(税込)。

「PB5 OSPREY」

KORG社とノリタケ伊勢電子によって共同開発された第6世代Nutube真空管「6P1」を2基搭載したポータブルアンプ。優れたリニアリティと、真空管独特のサウンドを実現すると謳う。

6基のバッテリーを搭載した、堅牢な電源システムを内部に構築。デュアル構成の真空管にはバッテリーを2基用いて電力を供給し、残り4基のバッテリーで後段のトランジスタアンプ回路に電源供給を行っている。この電源システムと搭載されたトランジスタアンプ回路により、最大1700mW+1700mW(32Ω)の高出力を実現。2段階のゲイン機能を備えているため、幅広い機器とのマッチングを可能としている。

そのほか、オペアンプにはTI社製「OPA827」を採用。自然でアナログライクな音作りを提供するカスタムフィルムコンデンサーや、低VCEsat(BISS)デュアル・トランジスタなど厳選されたパーツを導入することで、「究極のアナログサウンド」を実現させているとのこと。

第6世代Nutube真空管「6P1」を2基搭載

音量調節機構には、同ブランドのフラグシップDAP「DX320MAX」にも採用された自社開発の「24段4セクションステップアッテネーター」を搭載。ボリューム制御による音質への悪影響を排除し、チャンネル間アンバランスは±0.1dB以下を実現しており、真空管アンプの持つアナログ特性を、最適でかつ効率的に引き出すことが可能だという。

筐体構造は高い制振性を確保するため、2段階のサスペンション構造を採用。振動を機械的に吸収することで、マイクロフォニックノイズの発生を最小限に抑制。カソード入力はインピーダンスを大幅に低減したことで、外部ソース由来の信号干渉にも配慮している。

入力端子は4.4mmバランス×1基、出力端子は3.5mmアンバランス×1基、4.4mmバランス×1基を装備。平均再生可能時間は10.5時間で、充電時間は約2.5時間となる。外形寸法は139W×82H×28Dmm、質量は352g。

■「iBasso MAXシリーズ」ユーザーを対象にした優待キャンペーンも

40%オフクーポン配布の優待キャンペーン

「iBasso MAXシリーズ」にラインナップされている「DX320MAXTi」「DX300MAXTi」「DX300MAX」「DX220MAX」のユーザーは、通常販売価格から40%オフの148,500円(税込)の優待価格でPB5 OSPREYを購入できるキャンペーンも展開。

特設サイトに用意されるキャンペーン申請フォームで必要事項を記入、MAXシリーズユーザーであることの証明を行うことで、MUSINダイレクトショップで利用できる専用優待クーポンが送信される。

本キャンペーンの終了時期は現状設定されていないが、「受付予定数に達した際に、予告なくキャンペーンを終了させていただく場合がございます」と特設サイトにてアナウンスされている。

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