中国の満洲里口岸、1~2月バス輸出量倍増

中国の満洲里口岸、1~2月バス輸出量倍増

輸出バスを検査する満洲里十八里税関の職員。(資料写真、フフホト=新華社配信/管澤)

 【新華社フフホト3月27日】中国内モンゴル自治区の満洲里税関はこのほど、1~2月に満洲里公路(道路)口岸(通関地)を経由した大型バスの輸出量は前年同期比2.1倍の413台、輸出額は2.6倍の2億7千万元(1元=約21円)だったと明らかにした。

 中国のバス輸出量はここ数年増加傾向にあり、2023年は過去最高を更新した。これは国産バスの品質が国際市場で認知されていることを示す。特に新エネルギーバスは低い運営コストと環境保護に優しい特徴でますます海外顧客の人気を博している。23年に満洲里公路口岸を経由したバスの貿易額は13億元を超えた。中でも、ロシアへのバス輸出は全国の公路口岸の首位に立った。

中国の満洲里口岸、1~2月バス輸出量倍増

輸出バスを検査する満洲里十八里税関の職員。(資料写真、フフホト=新華社配信)

 中国製造業の能力が高まり、新エネルギーなどの技術が進展を遂げるにつれ、中国製バスに対する国際市場の認知度も向上しつつある。世界のバス業界は今後、新たな買い替え時期を迎え、海外の潜在的需要は喚起され続ける見通し。

© 新華社