レイカーズを期間中無敗に導いたデイビスが約1年ぶりの週間MVP!東は首位セルティックスからホワイトが受賞|NBA第22週

現地時間3月25日、NBAが今季第22週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのデリック・ホワイト、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスが選出された。

3月18日(月)から24日(日)の期間中、4試合に出場したホワイトは平均20.3点、6.5リバウンド、8.8アシストをマーク。チームの全勝に貢献し、今季初、キャリア通算2回目の週間MVPに輝いた。

29歳のコンボガードは、この1週間を通して5ターンオーバー以下で35アシスト以上を記録したリーグ唯一の選手に。また、イーストのガード陣の中では2番目に多い26リバウンドを記録している。

18日のデトロイト・ピストンズ戦で22得点、10リバウンド、10アシストをあげてキャリア初のトリプルダブルを達成すると、20日のミルウォーキー・バックス戦は23得点、5リバウンド、8アシスト、22日のピストンズとの再戦では19得点、8リバウンドに今季最多タイの11アシストとマルチに活躍した。

3月9日から9連勝を記録したセルティックスは、現在57勝15敗でリーグ首位を快走。そのなかでホワイトは出場66試合すべてに先発し、平均得点(15.4)、リバウンド(4.3)、アシスト(5.2)、スティール(1.03)、ブロック(1.27)の主要5部門で自己ベストの成績を残している。
一方、期間中3連勝のレイカーズを牽引したデイビスは、平均27.0点(フィールドゴール成功率68.6%)、16.7リバウンド、4.3アシスト、2.00ブロックと攻守に躍動。昨年4月以来、通算10回目の受賞となった。

3月11日に31歳となったビッグマンは、この週の全試合でフィールドゴール成功率60%以上、20得点・15リバウンド以上を奪取。22日のフィラデルフィア・76ers戦で23得点、19リバウンド、4ブロック、24日のインディアナ・ペイサーズ戦では36得点、16リバウンドと、いずれもチームトップの数字をマークした。

レイカーズは週明け26日のバックス戦にも勝利して今季初の4連勝。40勝32敗でウエスト9位、7位で並ぶサクラメント・キングスとフェニックス・サンズまで2.0ゲーム差に迫っている。

このバックス戦でもチーム最多の34得点、23リバウンド、4ブロックの活躍を見せたデイビスは今季、レイカーズ加入後最多の68試合に出場し、平均24.7点(リーグ15位)、12.6リバウンド(同3位)、2.41ブロック(同4位)をマークしている。

構成●ダンクシュート編集部

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