ユニクロ神戸三宮店、巨大売り場の全容 洋菓子やパン…ご当地コラボ商品ずらり 29日オープン、花販売も

ユーハイムなど神戸の老舗企業とのコラボしたオリジナル商品が並ぶ売り場=27日午前、神戸市中央区三宮町1、ユニクロ神戸三宮店(撮影・長嶺麻子)

 ユニクロ(山口市)は27日、兵庫県最大の売り場面積となる「ユニクロ神戸三宮店」(神戸市中央区)が29日にオープンするのを前に、報道関係者向けの内覧会を開いた。県内の店舗で初となる花の販売や服のリメーク(作り直し)などの新サービスを展開するほか、地元企業や団体とコラボした商品も扱い、神戸の魅力を発信する。

 神戸三宮センター街の東側入り口近くにあるビルの1~5階に入る。売り場面積約1800平方メートル。2月に閉じた「神戸元町店」と現在の「神戸三宮店」(3月28日閉店)を統合し、地域の主力店と位置付ける。

 1~4階に男女、キッズ、ベビー向け商品を配置。会社員が多い地域性を生かし、スーツのカスタムオーダーコーナーやビジネス向け商品を充実させた。

 5階には同店限定商品が並び、サッカー女子「INAC神戸レオネッサ」▽洋菓子のユーハイム▽パン製造販売のイスズベーカリー▽有馬温泉-などのロゴや商品をプリントしたTシャツやバッグなどを販売する。今後も他の企業や団体とコラボする予定という。

 同店の斎藤敦史店長(46)は「何度も足を運んでもらえるような、地域に愛される店にしたい」と話した。29~31日には来店者や購入者に記念品を先着限定で用意する。午前11時~午後9時(29~31日のみ午前10時開店)。(谷口夏乃)

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