信頼も「検証が必要」と指摘 大谷選手、エンゼルス担当記者

米大リーグ、エンゼルスを担当するスポーツ専門サイト「アスレチック」のサム・ブラム記者=26日、アナハイム(共同)

 【アナハイム共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めた水原一平氏による違法賭博問題で、2人が昨季まで所属したエンゼルスを担当するスポーツ専門サイト「アスレチック」のサム・ブラム記者が26日、共同通信の取材に応じ「大谷選手が話したことを信じているが、検証が必要だとも思っている」と指摘した。

 大谷選手は25日の記者対応で、胴元への送金や自らの賭博関与を全面否定。水原氏が口座から盗んだと説明したが、質疑は受け付けず、送金手法の疑問は解明されなかった。ブラム記者は「完全に無実であれば質問を受けられない理由はないので、その時が来ることを期待する」と語った。

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