民間気象会社「ウェザーニューズ」は3月27日、2024年春の桜の開花予想（第8回）を発表した。今年の桜の開花は3月23日に高知県からスタート。西日本と東日本では今週から来週にかけて開花を迎える所が多く、開花時期は平年並から平年より遅くなる予想だ。お花見にオススメの日はいつ？ 全国各地の開花予想日、満開予想日をまとめた。
同日発表された第8回予想によると、4月上旬には北陸や東北でも桜が咲き始め、4月下旬には北海道に桜前線が上陸する予想となっている。北日本の桜の開花は平年よりも早まるところが多くなる見通し。開花から5～10日で満開を迎えるところが多く、西日本や東日本では4月上旬に各地で満開の桜が楽しめそうだ。
開花は高知に続き、3月25日に宮崎県と広島県が、26日に熊本県と長崎県が続いた。東京では29日に開花する予想。4月上旬には北陸や東北でも咲き始め、福井では4月2日に開花し、7日に満開を迎える見込みだ。福島では3日に開花する見通しとなっている。
桜前線は4月下旬に北海道に上陸し、4月23日に函館、24日に札幌で開花する予想。北日本の開花は平年よりも早まるところが多くなるとみている。西日本と東日本では4月上旬に満開となるところが多く、満開時期も平年並から平年より遅くなる見通しだ。東京と名古屋では4月5日、大阪では7日に満開となる予想。東北では4月上旬から中旬、北海道では4月下旬から5月中旬にかけて満開を迎え、満開時期も平年より早まる見通しとなっている。
⇒3月31日は桜名所を駆ける「ふくい桜マラソン」交通規制マップを見る
⇒ふくい桜マラソン、ランナー通過予想時間は？
全国各地の開花予想日(ソメイヨシノ標本木)
⇒3月31日ふくい桜マラソンの交通規制マップはこちら
北陸エリアの開花予想
北陸の桜の開花は、平年並か平年よりやや早い予想。「桜のつぼみ調査」では8割近くのつぼみに「先が黄色に」以上の変化が見られ、「先がピンクに」変化した開花まであと少しのつぼみも見られている。先週からの寒の戻りの影響でつぼみの生長は足踏みしたが、今週後半からは暖かくなり開花に向けた生長が進みそうだ。開花時期は平年並のところが多く、新潟ではやや早い見込み。
4月2日に福井で開花し、来週は開花ラッシュを迎える。開花から5日前後で桜が咲きそろい、4月7日に福井、8日に富山で満開に。特別名勝兼六園(石川県)では4月9日に満開の予想となっている。満開時期も平年並か平年よりやや早い見込み。
★ふくい桜マラソン記念、あなたが“主役”の新聞号外を作ろう⇒【マイWEB号外】はこちら
