浦和レッズ・伊藤敦樹選手も出身! さいたま市の「スポーツ少年団」に注目

出典:リビング埼玉Web

子ども達にとって、春は進学や進級があり新しい事を始めるのにぴったりな季節。「習い事として」「体力づくりの一環として」、さらには「地域コミュニティーへの参加」という面でも注目されている「スポーツ少年団(=スポ少)」にフィーチャー。その魅力や活動の様子を紹介します。

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さいたま市の「スポーツ少年団」は平成14年に設立され、現在232団、団員8079人と全国でも有数の規模を誇ります。スポーツを楽しむことはもちろん、レクリエーション活動や社会活動などを通じて協調性や創造性を養い、社会のルールや思いやりのこころを学びます。

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憧れのあの選手も”スポ少”出身!

当時の仲間とは今でも友だち! サッカーの楽しさ学んだ少年団時代

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通っていた小学校のサッカー少年団に入団したのは3年生のとき。その頃は周りのサッカー好きな友達もみんな、休日は少年団の活動、それ以外は放課後に校庭でサッカーをやっていましたね。少年団時代は10番を背負い、司令塔のような存在として、得点もするしアシストもするしと、自由にやらせてもらいました。大会で強豪チームに勝って嬉しかったことや、自分がPK戦を外して負けて悔しかったことなど、たくさんの思い出があります。

私が所属していた少年団は、厳しくハードというよりは、好きな気持ちを伸ばすことを大切に活動していました。たくさんのことを教えていただきましたが、やはり一番学んだのは「サッカーの楽しさ」です。少年団時代があったからこそ、サッカーを本当に好きになったし、今まで続けられているのだと思います。「将来はプロになりたい」と思ったのもこの頃。そういう意味でも、自分にとって少年団時代はとても大事だったと思います。当時の仲間とは、今でも時々会って昔話をしたり、近況を報告し合ったりと仲良くしていますよ。

小・中学生のみなさんも、サッカーが好きで始めたと思うので、ぜひ楽しみながら頑張ってほしいです。私も、「伊藤選手のようになりたい!」と目標にしてもらえるような活躍ができるよう頑張っていきたいです。

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サッカーに興味を持ち始めた幼少期。当時、浦和レッズに所属していた鈴木啓太選手との2ショット。もっと本格的にサッカーをしたいと思ったきっかけになった一枚

伊藤選手が活躍する浦和レッズの試合を見に行こう!

試合情報は公式HPで https://www.urawa-reds.co.jp/

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浦和ラグビースクール(1984年創立)監督・松本剛さん

ミスなど気にせず、思う存分チャレンジすること大歓迎!

子ども達が、仲間とラグビーをすることが最大限楽しいと感じられ、ラグビーが好きで好きでたまらないと思えるような環境づくりを心がけています。参加する子ども達全員がラグビーを楽しむこと、ラグビーを通じ将来にわたって活躍できる人間を育てることを目指しています。ラグビーを通じて子ども達の日々の成長を発見できたときや、卒団後に様々な場面で活躍している知らせを聞いたときにやりがいを感じます。指導者は根気強く子ども達に接し、子ども達が目先の結果にはとらわれずミスなど気にせずに思う存分チャレンジすることを大歓迎しています。

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スポーツ少年団の魅力は、子ども達が健康的にスポーツを楽しむために、同じ価値観を持った大人達が集い一生懸命に環境づくりをしていること、そしてそれは指導者や保護者のためではなく、真に子ども達のために行われているところだと思います。

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原山バレーボールスポーツ少年団(2005年創立)監督・工藤信彦さん

色々な子どもが集いスポーツを楽しむ場。各々のレベルが違ってもOK!

「元気よく礼儀正しい子どもを育てる」「バレーボールの好きな子どもを育てる」「強いチームを作る」を団のモットーとしています。初心者から上級者まで、さまざまなレベルの子ども達が集っていますが、各々に合わせて丁寧な指導を心がけています。「学年関係なく関わるのでコミュニケーション能力が付く」「体力や協調性を身に付けることができる」ほか、「親としても声を合わせての応援などがとても楽しい」など、保護者の方からもうれしい声をいただいています。

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大宮流星サッカースポーツ少年団(1984年創立)監督・戸野塚 晃さん

これからの人生に役立つ経験がいっぱい

サッカーの技術向上はもちろんですが、「ボールを蹴る楽しさ」「チームワークの大切さ」に重きを置いて指導をしています。プロを目指す子どもから、体力づくり・健康づくりのために参加している子まで、目標はさまざまですが、みんなが仲良く取り組めていることが本団の最大の魅力かなと思っています。スポーツの技術だけでなく、人と人とのつながりや絆、仲間の大切さなど、これからの人生に役立つ経験がしてもらえるのではないかと思います。

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Q1 どんな種目があるのでしょうか?

A さいたま市には、16の種目でスポーツ少年団があります。

●サッカー ●ミニバスケットボール ●野球 ●ソフトボール ●空手道 ●バレーボール ●ソフトテニス ●柔道 ●バドミントン ●陸上 ●体操 ●ラグビー ●チャンバラ ●野外活動 ●水泳 ●複合種目(※)

(※)数種類のスポーツを併行して行ったり、季節ごとに変えたりして活動する形態のこと

Q2 特殊な種目もありますが、未経験でも問題ないですか?

A 「やってみたい!」と言う気持ちを尊重していますので、競技の経験がなくても大丈夫です。まずはやりたい気持ちを一番に、体験会などから始めてみることをお勧めします。

Q3 保護者はどの程度関わらないといけないですか。お当番などはありますか?

A 団によって違いますが、お当番制がないところも最近は増えてきています。ただ、保護者が全く関わらなくてよいというところはありません。どの団体も月謝ほか、保護者の関わりを明確にしているので、入団前に確認をしてみてください。

Q4 練習は、いつ・どこで行われますか?チームの雰囲気も気になります。

A さいたま市には232団のスポーツ少年団があります。どの種目がどんな場所で活動しているのかはWebサイトで調べることができます。体験会等を実施している団体もありますので、気になったところには気軽に問い合わせをして練習を見学したり体験会に参加したりしてみてください。

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