土石流災害の伊豆山地区で整備工事に2年の遅れ…2024年度末⇒2026年度末 静岡・熱海市

静岡県熱海市の伊豆山復興まちづくり推進懇話会が開かれ、逢初川流域の河川・道路の整備工事について、完了が当初の予定よりも2年遅れることが発表されました。

2回目となる懇話会では、伊豆山復興基本計画と復興まちづくり計画の変更案が示され、逢初川流域の河川と道路の整備完了時期について、当初の2024年度末から2026年度末へと2年遅れることが発表されました。その理由としては、JRとの協議に時間を要していることや、一部の用地交渉に時間を要しているためと説明しました。

委員からは、河川と道路が現状よりおよそ3m高くなることへの補償や伊豆山に帰還した後のフォローをしてほしいなどの意見があがっていました。

今回の意見を踏まえた上で、伊豆山復興基本計画と復興まちづくり計画、そして復興事業計画を取りまとめ、5月に公表する方針だということです。

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