G-ROKS、配信スタジオ「Studio Extreme Tokyo」オープン。最新撮影機材、立体音響対応の配信設備を設置

株式会社ジーロックス(以下:G-ROKS)は、2024年4月1日に最新撮影機材を揃えた配信スタジオ「Studio Extreme Tokyo」をオープンする。

同社は電子楽器メーカー コルグ傘下のプロフェッショナル・アーティスト向けリハーサル・スタジオを運営。Studio Extreme Tokyoは、コルグの開発したインターネット動画配信システム「Live Extreme」ロスレス/ハイレゾ・オーディオ、立体音響に対応した配信設備を常設し、G-ROKSスタジオから実況配信が可能だという。

音楽番組だけではなくオンライントークイベントや商品プロモーション、ウェビナーやパネルディスカッション、社内イベントなど幅広い用途で高品質な撮影収録、配信ができる。

コルグの配信システム「Live Extreme」を常設する。これは業界史上最高音質によるインターネット動画配信システムだ。

スタジオ・コンセプト

「Live Extreme」を通じて数多くの動画に関わってきた経験をもとに、「本格的な音楽配信を最適な環境で行えること」「少ないスタッフで撮影と配信を可能にすること」をコンセプトにスタジオが構築されている。

G-ROKSの各音楽スタジオと「Studio Extreme Tokyo」は、10G LANケーブルで接続され、Video Over IPとDanteオーディオネットワークにより映像と音を伝送している。これにより音楽スタジオG-ROKSでの演奏を「Studio Extreme Tokyo」のコントロールルームでスイッチングしたり、最適な環境での音声ミックスが可能。

さらにコントロールルームからリモート操作可能な撮影カメラを常設することで、少人数での撮影を実現できる。

Studio Extreme Tokyoフロア

撮影スタジオ

撮影スタジオには、すぐに使用できる厳選した高品位家具やインテリア、撮影機材を用意している。多様なコンテンツ制作やリピート利用においても、できるだけ飽きのこない演出を可能にするため、グリーンバック、背景用の白黒カーテン、カメラクレーンなども取り揃えている。配信はもとより撮影だけでの利用まで幅広く使用できる。

音にこだわった撮影や配信に対応するため、壁や天井に不要な音響反射を抑えるための音楽スタジオに導入する吸音性に優れた音響パネルを多く導入している。音響パネルはフロア・プランにあわせて稼働も可能。

コントロールルーム

撮影スタジオとガラス越しに併設したコントロール・ルームには、映像スイッチャー、配信や音声ミックスに必要な機材を常設。長時間におよぶ作業に配慮して、作業性の高いワーキングチェアを導入している。打ち合わせや配信・撮影状況の監視などもストレスなく過ごせるとしている。

ラウンジ・視聴ルーム

ゲストの待機場所やインタビュー撮影などに使用できるラウンジスペースも完備している。部屋上部にはハイト・スピーカーを設置し、7.1.4chの立体音響にも対応している。

Dolby Atmosなどの立体音響の視聴やこちらのスペースを使っての立体音響の音声ミックスルームとして使用できる。

主な常設機材

スタジオ概要

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