【バンビシャス奈良】シカッチェ生誕祭はホームで悔しい2連敗

【バンビシャス奈良】シカッチェ生誕祭はホームで悔しい2連敗

2024年3月23日、24日、バンビシャス奈良はロートアリーナ奈良で愛媛オレンジバイキングスと対戦。

23日は74-81、24日は74-83で敗れた。

バンビシャス奈良 74-81 愛媛オレンジバイキングス(2024年3月23日)

©Bリーグ

1Q、愛媛に先制点を許すも、シェイク・ムボジ選手や林瑛司選手、シャキール・ハインズ選手の得点で追従する。すると、残り4分を切ったところで、栗原翼選手のアシストパスから林選手の3Pシュートが決まり逆転。しばらくは1点を争う時間が続いたが、ハインズ選手の連続得点でリードを広げることに成功し、22-16で最初のクォーターを終える。

2Q、オフィシャルタイムアウトまでに奈良が決めた得点はハインズ選手の3Pシュート1本のみと、苦しい時間が続く。その間に愛媛に逆転されリードを許してしまう。キャメロン・ジャクソン選手と林選手の連続得点で愛媛に傾いていた流れを切るも、その後はフィールドゴールが古牧昌也選手の3Pシュート1本に抑えられてしまい、34-43で逆転されハーフタイムを迎える。

3Q、逆転に向けてディフェンスの強度を高めた奈良は、点差を4点まで縮めることに成功。その後は、ジャクソン選手とハインズ選手を中心に得点を重ねるも、終盤に愛媛に3点プレーと3Pシュートを立て続けにヒットされ、56-68と愛媛に点差を広げられる形になってしまった。

4Q、ディフェンスの強度をさらに高めた奈良は愛媛のフィールドゴール成功率を25%に抑えることに成功。奈良はハインズ選手と林選手の3Pシュートや、ジャクソン選手、ムボジ選手らによるインサイドでの得点で逆転を目指したが、点差をつめきることができず、74-81で敗れた。

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小野秀二HCコメント

「今日は出だしのディフェンスのエナジーが低く、チーム愛媛にやりたいプレーを始めにやらせてしまったことが、最後まで響いてしまいました。とくにオンボールのところで、我々のディフェンスのルールを徹底できなかったことが大きかったと思います。オフェンスでは、1対2だったり1対3だったり、狭いところでプレーしてしまって、ターンオーバーを15本もしてしまった。我々の悪い時のバスケットをしてしまいました。もう一度、我々の良い時のバスケットを確認して、明日臨みたいと思います。」

林瑛司選手コメント

「試合の入りは僕たちのバスケットができていたと思いますが、相手にオフェンスリバウンドをとられてしまったり、先週からコーチ陣に言われている、そのリバウンドのところ、ディフェンスのコミュニケーションという部分を、自分たちが遂行できなかったことが、負けにつながってしまったと思います。」

バンビシャス奈良 74-83 愛媛オレンジバイキングス(2024年3月24日)

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1Q、本多純平選手の3Pシュートが決まり、奈良が先制点をあげる。その後は、競った展開が続いたが、終盤に愛媛に連続得点を許してしまい、15-23と愛媛にリードされて終える。

2Q、立ち上がりから、石井峻平選手、ハインズ選手と2本のファストブレイクに成功すると、愛媛の得点を挟んで、石井選手が3Pシュートをヒットさせ、点差を3点に縮める。その後は愛媛に連続得点を許してしまい、再び点差をあけられるも、最後はハインズ選手が3Pシュートを決めて、38-43と5点ビハインドでハーフタイムを迎える。

3Q、開始早々にムボジ選手がバスケットカウントを得て3点プレーを成功し、2点差に迫るも、その後、愛媛に10点のランを許してしまい、12点のビハインドとなってしまう。奈良はハインズ選手と藤髙宗一郎選手で得点を重ねたが、点差を縮めることはかなわず53-64で最終クォーターへ。

4Q、ホーム戦初出場を飾った中谷衿夢選手がフリースローからBリーグ初得点を記録した。奈良は、ハードなディフェンスで愛媛のフィールドゴール成功率を33.3%に抑え、オフェンスではムボジ選手とハインズ選手がそれぞれ10得点、9得点と気を吐いたが逆転はかなわず、74-83で敗戦。

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小野秀二HCコメント

「ディフェンスでのがんばりといい形でオフェンスもできている時間帯は多くあったと思いますが、一番のポイントはやはりリバウンドですね。バスケットボールはリバウンディングゲームと言いますから、リバウンドでこれだけ負けてしまうと、やはり勝てません。チーム愛媛にセカンドチャンスポイントを17点も許している。この差だと思います。リバウンド、ルーズボールに対して、もっともっとハードな気持ちを持たないといけない。それが今日の一番の反省点です。笠井がいない中、中谷が本来の我々のディフェンスを最後に体現して、相手のガードに対してプレッシャーをかけてくれたと思います。また、藤髙も相手の外国籍に対して体を張ったいいディフェンスを見せてくれました。」

シャキール・ハインズ選手コメント

「もう少しで追いつき、追い抜けるというところでの、もうひと踏ん張りがチームとしてできず、そこでまた相手に離されてしまって、結果負けてしまいました。ただ、本来自分たちは、そのもうひと踏ん張りができるチームだと思っているので、その点をもう一度チームで詰めて、また勝ちをつかみたいと思います。」

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