小山広域の新焼却施設の起工式 工事の無事を祈願し小山市・浅野市長らが鍬入れ

とちぎテレビ

小山市などの広域のごみ処理を行う小山広域保健衛生組合は25日、老朽化した焼却施設を建て替える工事の起工式を行いました。

小山広域保健衛生組合は、小山市と下野市、野木町の可燃ごみなどの焼却処理を行っています。

小山市にある中央清掃センターで25日、180トンの焼却能力のある新たな施設を建設するため、起工式が行われました。起工式では組合の管理者で小山市の浅野正富市長をはじめ、下野市、野木町の関係者、地元選出の国会議員や県議など、およそ80人が出席しました。工事の無事を祈願して、浅野市長らが鍬入れを行いました。

中央清掃センターで現在稼働している焼却施設は、老朽化から2016年に第1期工事として、70トンの焼却施設を建てました。今回の2期目の工事は事業費405億円をかけ、90トンの焼却炉を2つ建設し、1日で180トンの処理能力のある施設を建設します。

新しい焼却施設は、災害廃棄物などの不測のごみの受け入れにも対応が可能です。さらに、最新の設備でCO2を大幅に削減できることから環境負荷が低く、電力も節減できるということです。

施設の使用は2027年4月に開始される予定です。

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