献体者の慰霊式…173人を追悼 「病理解剖は医療向上につながる手立て」

静岡市の病院で、医療の向上や発展のために病理解剖の協力をしてくれた献体者を追悼する慰霊式が行われました。

24日行われた市立静岡病院の慰霊式には、2015年1月から去年3月までに医療の向上や発展のために病理解剖に協力した献体者の遺族や職員などおよそ70人が出席しました。慰霊式では、173人の名前が読み上げられた後、小野寺知哉病院長が「医学や技術が進歩した現代でも、期待した結果が得られない治療が多くある中で、病理解剖は医療向上につながるかけがえのない手立てで、大きな意味のあるもの」と追悼と感謝の意を述べました。

© 静岡朝日テレビ