安心して暮らせる地域づくりを目指して、山添村とならコープが２６日、包括協定を締結しました。
締結式では山添村の野村村長と、ならコープの吉田由香理事長、福西啓次代表理事専務理事らが出席し、協定書にサインしました。山添村では少子高齢化が進んでおり、買い物や健康に不安を抱える高齢の住民への対応が課題となっています。協定により、ならコープからは国の制度に基づいて、桜井支所の所長経験がある人材が村に派遣されます。そして村では、総合政策課に配属され主に高齢者がいる世帯などをまわり、安心して暮らせる地域づくりに取り組むということです。
派遣職員 勝目晃史さん
「村民の方の本音を聞く、本音で言い合える中で、そこで困りごとというところを課題として進めていきたいと思っています。縁あって山添村に派遣させていただくことになったので、本当によろしくお願いします」
ならコープによりますと自治体への人材派遣は初めてだといい、民間のノウハウを生かした取り組みが、村の地域活性化に繋がればと期待しています。
