組織再編で大規模な異動 県 新年度人事異動を発表

奈良県は新年度の人事異動を発表しました。異動総数は1240人で、女性管理職の割合は初めて2割を超えるということです。

県によりますと、異動総数は1240人で2023年度より210人増加しています。近年では大規模な異動となっており、本庁で103ある課や室を88に統合する組織再編が影響しているということです。また、2023年度から定年延長が段階的に始まり、定年が61歳に引き上げられたことから、退職者は昨年度より39人減少したということです。女性管理職は158人で2023年度と人数は変わらないものの、全管理職に占める割合は20・3%で初めて2割を超えました。また、山下知事が県内への企業誘致を推進していることから、首都圏企業への働きかけを行う統括渉外官や、県への進出を検討する企業の窓口となる振興相談担当などを新たなポストとして設置するということです。

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