JR奈良駅周辺は一時騒然 列車に不審な液体 運転見合わせも

27日午後、JR奈良駅に停車中の大和路快速の車内で不審な液体が見つかりました。けが人などはいないといいますが、駅周辺は一時騒然となりました。

警察によりますと27日午後3時10分ごろ、JR奈良駅の駅員から「不審な液体があり、駅改札内の乗客を外に誘導している」と110番通報がありました。液体が確認されたのは加茂駅午後2時43分発の大和路快速の車内で、車掌は加茂駅で発見し、奈良駅で清掃員がふき取り作業を行ったところ、塩素系の臭いがしたため通報したということです。液体は白色で消防の簡易検査の結果、毒性はなく、体調を崩した乗客もいないといいます。警察は液体の成分などを詳しく調べることにしています。この影響でJR奈良駅周辺は一時騒然としたほか、大和路線、奈良線、万葉まほろば線は約1時間30分、運転を見合わせました。

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