現地時間３月26日、サンティアゴ・ベルナベウで開催された国際親善試合でスペイン代表はブラジル代表と対戦し、３－３で引き分けた。
この一戦で際立ったプレーを披露したのが、４－２－３－１の右サイドで先発したラミネ・ヤマルだ。なかでも圧巻だったのは11分のプレーで、右サイドでボールを受けると相手３人に囲まれながらも、巧みなステップを駆使したドリブルで突破。ボックス内で倒されて、先制点に繋がるPKを獲得してみせた。
このプレーをスペインメディア『AS』は、「サッカー界を驚かせた。ラミネ・ヤマルがメッシに変身した」と絶賛している。
【動画】スペインメディアが大絶賛！16歳ヤマルのドリブル突破
「このバルサのプレーヤーはベルナベウで最高のパフォーマンスを見せた。彼はブラジルの守備陣にとって常に悪夢で、右ウイングでのプレーは驚異的だった」
ヤマルはその他にも、ダニ・オルモのゴールをお膳立てするなど躍動。そんな16歳に対して同メディアは、選手たちの寸評を掲載した記事では、以下のように賛辞を贈っている。
「絶好調だ。ダニ・オルモの見事なゴールを除けば、この試合は彼のものだった。実際、最初のPK獲得は、相手２人を振り切り、３人目のディフェンダーと対峙した時に彼が引き起こしたものだった。右サイドでの彼のドリブルは、チケット代を払う価値がある」
スペインの攻撃を牽引した超新星のパフォーマンスは、まさに圧巻だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
