「ふーん」という顔がまるで人間!
出勤してほしくなさそうに見つめる猫ちゃんの姿が、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。
当ポストには2024年3月17日時点で9000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
出勤前「ふーん……」と言いたげな顔で見つめる猫さん
「ふーん。今日も仕事なんだ。」
猫ちゃんのセリフ風のコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。そこに写っているのは、茶トラ柄のモフモフボディが愛らしい「すず」くんです。
やや目を細めながら、気持ち程度に首を傾げるすずくん。その佇まいはまさに「何か言いたげ」といった印象です……。出勤する飼い主さんを見て寂しくなってしまったのでしょうか。家を出る前にこんな目線を送られたら、仕事に行きたくなくなってしまいます……!
完全にくつろいでいる「全開」の姿
普段はマイペースで、ときに甘えん坊な一面を見せるというすずくん。長男くんとの「朝活」では、モフモフのお腹を全開にして見つめ合うといった、安心感に満ちた姿も見せてくれるそうです。すずくんの豊かな表情に心をくすぐられてしまいますね!
犬猫に関する1カ月間の支出の総額ってどれぐらい?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
さて、ペットを飼うには、医療費、ペットフード費などが必要になります。犬や猫を飼育するため、1カ月でどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月の支出総額と、フード支出総額をご紹介します。
集計ベース:
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く。
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
猫に関する1カ月間の支出総額
猫に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万171円
- 中央値:7000円
猫に関する支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:8005円
- 中央値:5800円
猫に関する支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万3636円
- 中央値:1万円
犬に関する1カ月間の支出総額
犬に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万6156円
- 中央値:1万1000円
犬に関する支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万4240円
- 中央値:1万円
犬に関する支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2万6785円
- 中央値:2万円
犬と猫を比較すると、犬に関する支出のほうが、かなり高いことがわかります。
続いて、フードについての1カ月の支出も見ていきましょう。
犬猫に関するフードの1カ月間支出総額ってどれぐらい?
主食となる「フード」に関する支出です。
大切なペットの「ごはん」の費用、いったいいくらぐらいかけているのか、気になりますね。
猫、犬の順番でご紹介します。
市販の猫主食用キャットフード1カ月間の支出総額
市販の猫主食用キャットフード支出総額
- 平均支出金額:3748円
- 中央値:3000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2988円
- 中央値:2000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:4955円
- 中央値:4000円
市販の犬主食用ドッグフード1カ月間の支出総額
市販の犬主食用ドッグフード支出総額
- 平均支出金額:3964円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:3618円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:5863円
- 中央値:5000円
犬と猫を比較すると、犬飼育者の支出が上回っていますが、1000円以上の差がある項目はないことがわかります。
1カ月の平均支出総額は犬のほうが高め
いかがでしょうか。
犬と猫の個体差のためか、総じて1カ月の支出総額は犬が高い傾向にありました。犬種、猫種によっても違いが出てきそうですね。
「一緒に暮らしてると、猫の言葉が伝わりますよね」「絶対そう言ってる顔だね」などの声
何か言いたげなすずくんの姿は、Xで大勢を癒したようです。ポストには1万件近くのいいねが集まる大反響となりました。
ほかにも「猫と暮らしてると、言いたいことがわかるようになりますよね」「絶対そんな風に言ってる顔だ(笑)」など、癒された人からの声が続出しています。
@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokで愛猫の写真を紹介していらっしゃいます。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。
「ふーん。今日も仕事なんだ。」 pic.twitter.com/HqLVUwt7Ky
— すずつむふう (@kagisuzu0531) March 16, 2024
自分から膝の上に乗ったり、ナデナデを要求してきたり……
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
すずくんは、妻の知り合いの家の庭で生まれた子猫です。子猫を探していたときに連絡をいただいて見に行ったところ、元気いっぱいはしゃぐすずくんに一目惚れして、家族になりました。
ちなみにメスだと思って連れてきたところ、後々調べたらオスだったので驚きました。
――普段はどのような子ですか?
すずくんはおっとりとマイペースな感じですが、かなり臆病な性格でもあります。人が多いと、ひとりで隅っこや2階に行って寝ています。
しかし、人がいない深夜になると甘えん坊になってしまいます。なでなでを要求してきたり、膝の上にのってきたりします。
大きいのでよく「運動嫌い」といわれますが、そんなこともなくて、おもちゃやぬいぐるみを追いかけまわしてよく遊ぶ、動けるタイプです。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。
――自慢のポイントは何ですか?
大きなボディとかぎしっぽも魅力的ですが、私個人的には、まん丸としたお目目と表情の豊かさがポイントだと思います。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @kagisuzu0531
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」