松山南高砥部分校の教育寮建設へGCFで寄付募る 砥部町4月1日から

教育寮の完成イメージ図(砥部町提供)

 2025年4月にゲームクリエーションコースを新設し、定員を80人に倍増させる松山南高校砥部分校の教育寮建設に向け、愛媛県砥部町は4月1日午前10時からふるさと納税の仕組みを利用したガバメントクラウドファンディング(GCF)で寄付を募集する。目標額は3千万円。寄付金は全額建設費に充てる。期間は6月30日まで。

 町が、遠方に住む県内外の生徒を受け入れようと、寮建設を計画した。分校から徒歩約10分の県窯業試験場跡地(同町五本松)で、45の個室のほか、食堂やコミュニティーホールのある共有棟も設ける。建設費は8億1400万円。25年3月の完成を目指す。

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