サッカー名門校から倍率25倍以上の難関突破 プロボートレーサーへ「自分をきっかけにボートレースを知ってもらえたら嬉しい」

競争倍率25倍の難関を突破し、門出の日を迎えました。
福岡県にある日本唯一のボートレーサー養成所で、このほど修了式が行われ、鳥取県米子市出身の長谷川暖さんが記念競走に臨みました。

記念レースに臨んだのは、このほどボートレーサー養成所で修了式を迎えた米子市出身の長谷川暖さん、19歳です。
福岡県柳川市にある養成所は、日本唯一のボートレーサー養成機関で、22日、修了式を迎えた25人が修了記念競走に臨みました。

長谷川暖さん(米子市出身)
「レースしている選手のエンジン音や迫力で、かっこいいと思い自分もなりたいと思った」

米子北高校在学中に中国高校サッカー大会で優勝を果たしたという長谷川さんは、志願者1300人以上で合格者52人という倍率25倍を超える選考試験に合格して、去年4月に養成所に入りました。

このうち修了式を迎えたのは25人で全員が記念競走に臨んだ後、卒業証書を受け取りました。

長谷川暖さん(米子市出身)
「鳥取はボートレースがあまり知られていないので、自分をきっかけにボートレースを知ってもらえたら嬉しい。応援お願いします」

長谷川さんを含め、修了式を終えた25人は5月にプロデビューする予定です。

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