センバツ 常総学院、準々決勝進出ならず 報徳学園に1-6 監督「力の差出た」、夏へ奮起誓う【更新】

報徳学園-常総学院 2回戦で敗れ、ベンチに引き上げる常総学院の選手ら=甲子園

第96回選抜高校野球大会第8日は27日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦4試合が行われ、常総学院(茨城)は、前回準優勝の報徳学園(兵庫)に1-6で敗れ、9年ぶりの8強入りはならなかった。

常総学院は一回、2死一、二塁の先制の好機を逃すと、その後も得点圏に走者を置きながら、あと1本が出なかった。先発のエース、小林芯汰は三回に先制点を許すと、五回までに5失点。打線は八回に1点を返したものの、追加点を奪えず、散発5安打に抑えられた。

島田直也監督(54)は「力の差が出た。守備のミスも痛かった。小林はよく投げてくれた。夏までにまた仕上げたい」と奮起を誓った。

▽2回戦
報徳学園 001 130 010|6
常総学院 000 000 010|1

報徳学園―常総学院 4回裏常総学院1死走者なし、森田がチーム初安打となる二塁打を左翼へ放つ=甲子園
報徳学園―常総学院 5回表報徳学園無死一、二塁の窮地を迎え、マウンドで言葉を交わす小林(右)・片岡バッテリー=甲子園

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