面識ある女性のわいせつな言葉を吹聴、26歳の実習助手を処分 鹿児島県教委

 鹿児島県教育委員会は27日、面識がある女性へのセクシュアルハラスメントに当たる行為をしたとして、南薩地区の県立学校の男性実習助手(26)を、同日付で戒告処分にした。2023年度の懲戒処分は10件目。

 県教委によると、実習助手は23年度中に県内で、面識がある女性に関する、わいせつな言葉を複数の男性に吹聴。女性に伝わり、不快にさせたという。県教委は「女性の人権に配慮し詳しいことは明らかにできない」と説明している。

 県教委教職員課の中島靖治課長は「県内の教職員に対し、改めて指導を徹底したい」とコメントした。

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