京大で卒業式 恒例の仮装も

京都大学の卒業式が26日、京都市左京区のみやこめっせで行われ、毎年恒例、仮装をする卒業生も見られました。
あいにくの曇り空にはなりましたが、会場周辺にはスーツや袴姿の晴れ着に身を包んだ卒業生が集まり、保護者らと写真を撮影するなどして、会場はなごやかな雰囲気に包まれました。そして京大名物、「仮装」をして式に臨んだ卒業生も多く見られ、カニやテレビの格好で周りの注目を浴びていました。京都大学はことし約2800人が卒業し、式では、湊長博総長から代表者12人に学位記が授与されました。湊総長は式辞で「健全な批判的精神と他者への繊細な共感、そして自由で底抜けに明るい楽観主義を備えて自立した社会人として、力強く羽ばたいてほしい」とはなむけの言葉を贈りました。

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