【東京ビアレストラン5選】こだわりのクラフトビールが飲めるおすすめのお店

最近、よく耳にするようになった”クラフトビール”という言葉。その一方で「クラフトビールって一体なんなの?」と、疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。そこで本記事ではクラフトビールについての解説と、ビールデビューしたい人におすすめの、都内ビアレストラン(パブ)をご案内します。

そもそもクラフトビールって何?

クラフトビールのルーツは、ビールの本場であるヨーロッパ・アメリカにあります。定義としては「小さな醸造所でこだわりを持って造られたビール」を指すものですが、国内では大手メーカー商品にもクラフトビールの名前が付いているなど定義は非常に曖昧です。

一方で小さな醸造所では、各地域の特産品を組み込んだものなど特徴的なビールも多くあります。それらは本来の定義に当てはまっており、まさしくクラフトビールと言って間違いはないでしょう。

何らかの条件に当てはまっているからクラフトビールだと区別するのではなく、あくまでひとつの通称という認識に留めておいて、自由に楽しむのが正解かもしれません。

デビューにおすすめ!都内ビアレストラン5選

現在(記事公開時)、国内の醸造所は約800ヵ所あるとされており、今後さらに増加すると言われています。これからクラフトビールデビューを考えている人にとっては、どこから始めたらいいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、ビール初心者の人に向けて、「女性でも入りやすい」「初心者でも飲みやすい」「写真映えするロゴ・料理がある」といった視点で、都内のビアレストランを5店舗厳選してみました! ぜひチェックしてください。

【大塚駅】Smoke Beer Factory 大塚店/NAMACHAん Brewing

「Smoke Beer Factory 大塚店/NAMACHAん Brewing」は、クラフトビールデビューをしたい人にぜひ訪れてほしいブルーパブ。ここではこれまで数百種類を超えるオリジナルビールを製造しており、定番のスタイルをはじめ、マシュマロや麻辣を使ったものなどバラエティ豊かなビールに出会えます。特に国際的な品評会で金賞を受賞した「なまちゃんのラオホ」は、ふくよかな燻製の香りとモルトの甘み心地よい必飲の一杯!

店頭をはじめ店の至るところで目にする、切り揃った前髪とジト目の少女のモデルは醸造長の米澤さん。各ビールには原料やテーマに沿ったイメージデザインがあり、全てに同じ少女が登場。コミカルかつお洒落なデザインは思わずビールと一緒に写真に収めたくなること間違いなし。エンタメ要素にも富んだ当店は必ずビールの世界観を広げてくれるはず。

なまちゃんのラオホ

S:638円(税込)/R:968円(税込)/Pint:1188円(税込)

Smoke Beer Factory 大塚店/NAMACHAん Brewing

住所: 東京都豊島区南大塚1-60-19 パルムハウス 103

電話:03-3942-0180

営業時間:火-金 16:00~23:00/土 13:00~23:00/日・祝 13:00~22:00

定休日:月曜日

HP:https://smokebeerfactory.com/otsuka/

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13209396/

【落合駅】HONEYCOMB&HOPWORKS

2020年に国内初のハニービール専門店としてオープンした『HONEYCOMB&HOPWORKS』。ハニービールとは、その名前の通りハチミツを副原料に組み合わせたビールのこと。ビールの発酵に必要な麦芽の一部をハチミツで代用することで従来のビールよりも軽い飲み口になるのが特徴のひとつ。当店の定番である『Honeycomb Bullet』は、すっきりとして後味にハチミツのほのかな香りが鼻に抜けます。

ブルワーの木下さんは「ハチミツは花や地域によって味が変わるため、ハニービールには無限とも言える組み合わせがある」と語り、今後も新たなビールを開発予定とのこと。当店の名物である「自家製ハニービールでマリネした豚肉3種盛り合わせ」も必ず食べてほしい一品です。

Honeycomb Bullet ハニカムバレット

スモール:660円(税込)/レギュラー:880円(税込)/ラージ:1,320円(税込)

HONEYCOMB&HOPWORKS

住所: 東京都新宿区上落合2-10-19

電話:03-6279-3946

営業時間:月・木-金 17:00~22:00/土-日・祝 14:00~22:00

定休日:火-水曜日

HP:https://www.instagram.com/honeycomb_and_hopworks/

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131901/13248050/

【小伝馬町駅】2杯目のビール。

『2杯目のビール。』は、小伝馬町のフードコート「COMMISSARY」の一角にあります。店外からも見える特注の醸造施設で造られるビールは全てこだわり抜かれており、中でも初心者に人気が高いのは「山椒エール」とのこと。山椒の香りが鼻を抜け飲み口も軽やか、苦いのが苦手な人でもスルスル飲める一杯です。

当店で注文できるフードはプロシュートなどサクッとつまめるものがあり、軽い飲み口のビールとのシナジーは抜群。また同フロアには、本場のアメリカンスタイルを踏襲したタコスやピザなどのお店が立ち並び、それぞれで好きなフード・ドリンクをセレクトして楽しむことも可能! 東京駅・日本橋駅からアクセスもできるので、東京旅行や仕事終わりなどに足を運んでみてはいかがでしょうか?

山椒エール

M:780円(税込)/L:1,100円(税込)

2杯目のビール。

住所: 東京都中央区日本橋本町3-11-5 COMMISSARY NIHONBASHI

電話:03-6279-3946

営業時間:全日 11:30~22:00

定休日:なし(年末年始を除く)

HP:https://www.instagram.com/2hai_me_no_beer/

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13281878/

【上野駅】シノバズブルワリー ひつじあいす

ビールと一緒にガッツリと肉が食べたい! そんな人におすすめなのが上野の観光スポット・不忍池のほど近くにある『シノバズブルワリー ひつじあいす』。ここではクラフトビールと羊肉を一緒に楽しむことができ、「ひつじあいす」「不忍エールエール」といった定番もの、黒ビール「ゲーテの夜長」は女性人気が高いビール。そのほか店舗の屋上で自家栽培しているホップを使った、メイドイン不忍のオリジナルビールも味わうべき一杯。

そんなこだわりのビールに合わせるのは、これまた当店こだわりの羊肉料理。柔らかくクセの少ないラムチョップをはじめ、1頭分のフィレを贅沢に使ったカルパッチョや内臓を使ったここでしか味わえない料理がたくさん。”ビール×肉=最高!”の方程式を証明してくれるこだわりが詰まったお店です。

ひつじあいす

Regular:780円(税込)/Large:1,080円(税込)

シノバズブルワリー ひつじあいす

住所: 東京都台東区上野2-10-7

電話:03-3836-1901

営業時間:日~木、土・祝 12:00~23:00/金 17:00~23:00

定休日:なし(年末年始を除く)

HP:https://www.uenobeer.com/

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13265579/

【虎ノ門駅】dam brewery restaurant

虎ノ門駅のすぐそば『虎ノ門ヒルズ ステーションタワー』内にある『dam brewery restaurant』もおすすめのビアレストランのひとつ。都会らしいスタイリッシュな店内では、文京区のアウグスビールが監修したオリジナルのビールを飲むことができます。”どんな食事にも合う最高のビール”をコンセプトとしており、スパイシーかつフルーティな飲み口のセゾン「Daily Paper」、エステル香が芳しいIPA「Day Light」はどちらもゴクゴクとイケます。

ビールに合わせるにはつまみのド定番・フィッシュ&チップスを。フライは白身魚をはじめ、エビ、イカ、ソフトシェルクラブ、サーモンを選択することができ、当店の名物。ちなみにこちらのフードは、完全紹介制レストラン『No Code』のオーナーシェフを務める米澤文雄氏が監修しています。食事にあうビールと絶品の料理による科学変化を楽しみましょう。

daily paper -Sasion-

Regular:780円(税込)/Pint:1,200円(税込)

day light -IPA-

Regular:780円(税込)/Pint:1,200円(税込)

dawn brew -Brown Ale-

Regular:880円(税込)/Pint:1,300円(税込)

dam brewery restaurant

住所: 東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 地下2階

電話:03-3528-8581

営業時間:月~土 11:00~23:00/日 11:00~22:00

ランチ 11:00~15:00/カフェ 15:00~17:00/ディナー 17:00~23:00

定休日:施設に準ずる

HP:https://dambrewery.jp/

食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13289044/

いざクラフトビールデビュー!

いかがでしたか? 今回は都内のこだわりのクラフトビールが楽しめるビアレストランを紹介しました。東京はもちろん、全国にはたくさんのブルワリーがあるので、これをきっかけに奥深いクラフトビールの世界へ足を踏み入れてみましょう! ぜひ素敵なビールライフを!

[Photos by 土田洋祐 & TABIZINE編集部]

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