チェコ、150万発の砲弾供与も ウクライナに、外相が見通し

ロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ東部ハリコフの大学の学生寮=26日(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】チェコのリパフスキー外相は砲弾不足に苦しむウクライナに対し、150万発の供与の可能性も視野に入れていると述べた。米ブルームバーグ通信が27日までに、リパフスキー氏のインタビューを報じた。チェコ政府は砲弾確保計画を主導し、80万発の調達先が見つかったと明らかにしていたが、リパフスキー氏は当初の想定よりも多数を供与できそうだとの考えを示した。

 チェコは各国の資金協力を得て、欧州連合(EU)域外から砲弾を調達する計画だ。

 ウクライナ軍は27日、夜間にロシア軍の無人機13機による攻撃があり、うち10機を撃墜したと発表した。

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