来園者2500万人達成! 開園から半世紀経ち大規模リニューアル進行中 やがては世界三大珍獣・コビトカバを迎えて…安佐動物公園・広島

開園から53年目を迎える広島市安佐動物公園の入園者数が、2500万人を達成しました。実は今、壮大なリニューアル計画が進んでいて、園が大きく変わろうとしています。

2500万人目の入園者となったのは、5歳の 杉山美紀 さんです。

Q.好きな動物は?
杉山美紀さん(5)「チーターとサイ」

この栄えある入園者に、もう少し話をうかがおうと思ったところ…

美紀さんの祖母
「お母さんが下の子を出産して、実家の方に帰ってきたんですが、ふだん、あまりこっちに来れないから『久しぶりに行こうか』と言ったらすごく喜んで、おにぎりをいっぱい作って持って来たんです」

現在進行中の大規模リニューアルの総事業費は90億円。2015年から30年間かけて整備するという壮大な計画です。

安佐動物公園 阿部勝彦 園長
「向こうに新しいキリン舎とシマウマ舎が建ってるんですけど、自分で歩いて引っ越してもらうんですよ。今回はどこかを開けて、自由にどうぞっていう引っ越しを初めてします」

リニューアルの目玉として期待されるのは、コビトカバの導入です。

安佐動物公園 阿部勝彦 園長
「世界三大珍獣の1つといわれるコビトカバがやってきます」

園では初登場となる人気者の「カバ」の飼育で、入園者を呼び込もうという考えです。

今年度はカバ舎の設計が行われ、将来的にはつがいで飼育して繁殖をめざしたいということです。

来園者
「ぜひコビトカバの動く姿を、実際にこの目で見てみたいです」

変わる安佐動物公園に、期待が高まります。

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