春夏合わせ甲子園100戦目に勝利 報徳が2年連続8強入り センバツ高校野球

ベスト8進出を決めて笑顔で駆け出す報徳の選手たち=甲子園球場(撮影・風斗雅博)

 第96回選抜高校野球大会第8日は27日、西宮市の甲子園球場で2回戦4試合があり、前回準優勝の報徳(兵庫)は常総学院(茨城)を6-1で退け、2年連続でベスト8進出を決めた。春夏通算で甲子園大会100試合目の節目を白星で飾り、選抜大会での勝利数を単独7位の38勝とした。

 報徳は2試合連続の2桁安打となる12安打を放ち、快勝した。三回に斎藤佑征一塁手の適時打で先制し、四回は間木歩投手の適時内野安打でリードを広げた。五回は山岡純平二塁手、橋本友樹遊撃手が適時打を放つなど打者9人の猛攻で3点を加え、八回にも相手投手の暴投で1点を挙げた。投げては先発間木投手が8回1失点。九回は伊藤功真投手が無失点に抑えた。

 報徳は28日に行われる大会第9日第4試合の準々決勝で、大阪桐蔭と対戦する。(初鹿野俊)

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