袴田巌さん再審公判 5点の衣類に着いた血痕の色をめぐる証人尋問が始まる 静岡地裁

1966年静岡県旧清水市で起きたいわゆる袴田事件の再審は、最大の争点の5点の衣類に付いた血痕の色をめぐり、25日から3日間の日程で、法医学者らの証人尋問が始まりました。

袴田巌さん(88)は1966年旧清水市でみそ会社専務一家4人を殺害したなどとして、死刑が確定しています。

再審の山場とも言える証人尋問を前に、浜松市で取材に応じた姉のひで子さん(91)は。

袴田ひで子さん(91)
「いつもと一緒。検察の証人尋問、何を言うかしっかり聞いてみたい」

公判は静岡地裁で午前11時に開廷し、検察が請求した証人の元法医学者、池田典昭九州大名誉教授が証言しています。

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