当直中に車のトランクに隠れて外出、未成年の隊員と飲酒した海士長を懲戒処分 海自鹿屋基地

海上自衛隊鹿屋航空基地

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)は27日、勤務中に不正に外出し、未成年隊員の飲酒をほう助したなどとして、第1整備補給隊の男性海士長(21)を停職13日の懲戒処分にした。

 基地広報室によると、海士長は当直勤務中の2月3日午後10時半ごろから同4日午前5時ごろまでの間、当直中の未成年隊員を誘い、勤務外の隊員に運転させた自身の車のトランクルームなどに隠れて不正に外出。鹿屋市内の店で飲酒し、未成年隊員の飲酒を見過ごした。

 別の隊員が飲酒運転で摘発され、基地が関連を調査し発覚した。第1整備補給隊司令の藤本好央1等海佐は「服務指導と身上把握を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

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