インフルエンザの流行続く 島根県、鳥取県 新型コロナは両県とも前週比で減少

 山陰両県でインフルエンザの流行が続いており、直近1週間(18~24日)に定点医療機関で確認された感染者数は島根が前週比3.31人減の16.61人、鳥取が1.31人増の13.93人だった。両県とも注意報が発令中で、感染予防と拡大防止に努めるよう呼びかけている。

 島根県の保健所管内別の内訳は、浜田の29.60人が最多で、松江26.64人、隠岐17.50人、出雲12.44人と続いた。県感染症対策室によると、全体の9割近くが14歳以下の子どもの感染で、B型のインフルエンザウイルスが主流になっているという。

 新型コロナウイルスの感染者は、島根175人、鳥取191人で、定点当たりは島根が前週比1.47人減の4.61人、鳥取が0.75人減の6.59人だった。

 保健所管内別の内訳は、島根県が、松江(定点医療機関11)58人▽出雲(9)42人▽浜田(5)30人▽益田(5)19人▽雲南(3)15人▽県央(3)9人▽隠岐(2)2人―。25日時点の入院患者は73人で、重症者は1人。鳥取県は、米子(11)72人、鳥取市(12)72人、倉吉(6)47人となった。

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