プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区3位の青森ワッツは第28節の27日夜、埼玉県春日部市のウイング・ハット春日部で同地区2位の越谷アルファーズと対戦。67-91と大敗し、今季初の5連敗を喫した。今季通算成績は26勝26敗で、開幕時から積み上げてきた貯金が底を突き、同地区4位に転落した。一方の越谷はプレーオフ進出を決めた。
この試合からPFアウダが復帰したワッツだったが、前半は相手の堅守に阻まれタフショット(難しい状況などからのシュート)を強いられるなど苦戦。さらに内外からの攻撃に対応できず失点を重ね、35-50の15点ビハインドで折り返した。
第3クオーター(Q)序盤、PG池田が3点シュートを沈めると、PG常田のスチールからの速攻をSF・PFハミルトンが決め連続得点。さらに常田、PG會田が3点シュートを決めるなど、流れをつかんだかに見えた。だが、その後は相手の強度の高い守りを前に再び攻撃が停滞。逆に第4Qでは越谷に3点シュートを4本沈められるなどして、点差がさらに広がった。