【香港】洪水橋駅の建設を認可、30年に完成へ[運輸]

香港政府トップの李家超(ジョン・リー)行政長官と行政会議(行政長官の諮問機関で事実上の閣議に相当)は26日、香港鉄路(MTR)洪水橋駅の建設事業を認可した。今年着工し、2030年に完成する見通し。

洪水橋駅は、MTR屯馬線の天水囲駅と兆康駅の間に設けられる。新界地区の新都心として開発される「北部都会区」の西部開発エリア(洪水橋・厦村新発展区)の交通サービスを担う。

政府報道官は、洪水橋駅は近隣住民に新たな交通手段を提供するものだと説明。現在はラッシュアワーに洪水橋・厦村新発展区から天水囲駅か兆康駅まで車で移動すると20~25分かかるが、洪水橋駅の完成後は屯馬線で約4分で移動できるようになるという。

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