中央発条 未燃ガス検知装置導入 国内外に100基、爆発事故防止へ

4月以降、国内外の乾燥炉に未燃ガス検知装置を導入する(写真は事故が発生した藤岡工場)

 自動車用ばねを生産する中央発条(本社名古屋市)は、昨年10月に藤岡工場(豊田市)で発生した爆発事故を受けて、社内全ての乾燥炉に未燃ガス検知装置を導入する。4月から2年程度かけて国内外の工場に約100基設置する。投資額は約5億円。再発防止の取り組みを幅広く進めており、二度と同じ事故が起きないよう対策を徹底する。

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