西毛広幹道のドドメキ交差点―国道406号が開通 群馬・高崎

西毛広域幹線道路で新たに開通した区間を走行する車両=27日午後3時過ぎ、高崎市下里見町

 群馬県が整備を進める西毛広域幹線道路(総延長約27.8キロ)で、県道あら町下室田線のドドメキ交差点(高崎市本郷町)―国道406号(同市下里見町)約1.6キロ区間が27日、開通した。同市箕郷町下芝と同国道を結ぶ高崎西工区(約4.7キロ)の全区間が完成し、開通後は早速利用する車両が目立った。

 開通に先立つ式典には関係者約70人が出席、テープカットや通り初めで祝った。山本一太知事は式辞で「強靱(きょうじん)な道路ネットワークが構築され、安全な暮らしや経済活動の継続性が確保される」と述べた。

 西毛広幹道は全10工区のうち51%に当たる7工区計約14.5キロが開通済みとなった。

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