改修の屋内プール、転倒相次ぎ休止 とやま健康パーク

 床の改修工事を終えて26日に約3カ月半ぶりに利用を再開した富山市友杉の県国際健康プラザ(とやま健康パーク)の屋内プールで、床が滑りやすくなり転倒者が相次いだとして同日から再び利用を休止していることが分かった。けが人の報告が複数あるという。再開時期は未定。

 施設を所有する県と、運営を担う県健康づくり財団によると、屋内プールと水着で入ることができる温浴ゾーンの床を昨年12月から全面改修していた。

 利用を再開した26日は人がよく通る場所に滑り止めのマットを敷いていたが、マットがない場所で転倒者が相次いだ。打撲などのけがが複数報告されているという。床の塗料が原因とみられる。

 安全のため当面は利用を休止する。県などが対応を検討している。

© 株式会社北日本新聞社