メッシが「引退」について語る。バルサを去った時の複雑な心境も…「去る準備なんてできていなかった」

引退後は…!?

メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(Lionel Messi)が3月27日、ポッドキャスト『Big Time』のインタビューに応じて、FCバルセロナからパリ・サンジェルマンFCに移籍した際の心境、そして引退時期、さらに引退後について赤裸々な思いを語っている。

まずスーパースターはバルセロナを退団した際、そんな自分の未来は想像していなかったと明かしている。

「パリ・サンジェルマンへの移籍は難しかった。バルセロナにいてとても幸せだったし、ずっといるつもりだった。クラブを去る準備なんてしていなかった。あっという間に全てが変わっていき、一晩で生活を変えなければいけなかった。私たちが求めていなかった変化だっただけに、難しかったよ」

そして「引退時期」について。6月で37歳になるスーパースターは、次のように語っている。

「パフォーマンスを発揮できないと自分で感じた時、楽しめなくなった時、チームメイトを助けられないと思った時、引退すると決めています。私はいつも自分に対し批判的で、上手くいっている時とそうでない時、良い時と悪い時が分かります。その一歩を踏み出す時が来たら、年齢など気にせず決めます。調子が良く、好きなことであり、自分のやるべきことを理解できている限り、この競技を続けます」

そして引退後についても問われ、メッシは「何をするかはまだ考えていません。今は未来のことを考えず、一瞬一瞬を楽しむようにしています」と答えている。

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さらに「その時が来たら、きっと自分のやりがい、楽しみ……、新しい役割への道が見つかるはずです」と言う。変わらずサッカー小僧であるメッシは、まだまだピッチでのプレーだけに専念しているということだ。

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